メジャーなものから、国内未発売作まで
古今東西のグロ映画を紹介していきたいます。
ネタばれ含みますのでご注意願います。

奇妙なサーカス Strange Circus

奇妙なサーカス Strange Circus

宮崎ますみ (出演), いしだ壱成 (出演), 園子温 (監督, 脚本)

宮崎ますみ、いしだ壱成の怪演が光る園子温の監督作

園子温といえば、愛のむきだし以外ほぼ評価された記憶がないが
自殺サークル、冷たい熱帯魚等、とにかく赤く猟奇的な映像を撮る監督である。
ストーリーで見せるというより、撮りたい画が決まっていて
全体をそのシーンに収束させるという手法をとるので
評価が分かれる監督。ストーリーがわかりづらい

この作品も最たるもの、一言で言えば赤い狂気
ドラアグクイーンの狂言回しを皮切りにグランギニョールは幕を開ける
天使に扮したマメ山田 (この方の出演作にはずれなし、ぼっけえきょうてい、東京残酷警察等)
一つ目の被り物をした男が二人
奇妙な映像の中
指名された一人の少女が断頭台へと首を差し出す。

少女の名は美津子、宮崎ますみ演じる小説家、小百合の娘であり
夫をめぐり嫉妬の対象とされ虐待を受けていた。

全編を通して宮崎ますみの体を張ったテンションの
高い演技が作品そのものを牽引し、狂気の世界に拍車をかける。
小百合の小説の中での出来事と現実の世界が交差し
ストーリーは虚構と現実を行き来し複雑化していく。

編集者として小説家小百合を担当するいしだ壱成は何者か

現実と虚実を曖昧に少女の復讐が始まる・・・

2005年作品
静止画キャプチャーにあたってこの監督はつくづく天才と痛感
映像美の狂い咲きである。
さすが作品が商品化される際、同時にブルーレイ版が発売される監督だ。
(当時は新作でブルーレイ版が出るタイトルは珍しかった。
ヒットしたディズニー映画位じゃないだろうか)

あのホラーバイブル、三池崇史監督の『オーディション』ですら廃盤だった時代にである。
耳に残る主題歌も園氏の作品。本当に多才な人だ。

♪名前のない子犬がわたしを連れて行く

♪名前のない子犬がわたしを食べにくる
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サスペリア・テルザ 最後の魔女

サスペリア・テルザ 最後の魔女

神さまの言うとおり

神さまの言うとおり

スナッフ/SNUFF

スナッフ/SNUFF


監督 マイケル・フィンドレイ ロベルタ・フィンドレイ

ラストシーンは現実か?というだけが売りの作品。

オリジナルはフィンドレイ夫妻の『スローター』というエログロ映画。
しかし出来がいまいちなこともありお蔵入り。
それにアラン・シャックルトンがラストの殺人シーンを付け加え『スナッフ』として完成させた。

ラストの殺人シーンの出来云々はさておき、初めからフィクションありきの類似作品に比べ
殺人のスイッチが入るシーンが結構リアルであり、不愉快さは類似作品の中でも上位ではないだろうか。


『スローター』自体は70年代臭が漂い、
ヒッピーが仲間同士のクスリをめぐるいざこざで、リンチ、殺人と
稚拙ながらグロテスクなシーンが続く。
この類のカルト映画が好きな人にはたまらないかも
しれないが、
正直非常に退屈ではある。


ただラストのアイディアはイタリアのモンド映画を源流に
その後の疑似ノンフィクションの流れを作った俊逸なもの。
そういった部分では
もう少し評価されてもいいと思うのだが、
例のシーンは本物なのかという緊張感がなければ成立しない作品なのも事実。

海外ではブルーレイも発売されているので、一定のカルトフファンはいるのだろう。
ちなみにジャケ写はブルーレイ版の裏
ジャケ、ポスター画像。
国内版、ブルーレイ版と比較して最もかっこいい気がする。

1975年作品

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チャイルド・プレイ 2019

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