蠱毒 MEATBALL MACHINE
西村喜廣 (監督)
田中要次 百合沙 鳥居みゆき(出演)
蠱毒とは、小動物を一定の空間に閉じ込めお互い共食いさせる。
最後に生き残ったものを使い、相手を呪う中国発生の呪術である。
犬神と同一視されることもあるが
この作品における蠱毒とは何なのか。
特殊造形、監督ともに西村喜廣。
『シンゴジラ』を筆頭に特殊造形での参加は数知れない。
赤字覚悟でも撮りたいシーンをやり抜く姿勢も漢たるところだ。
山口監督をはじめMEATBALL MACHINE自体は経過がいろいろあり
様々な作品が存在するが、
今回は中年男性の純愛がテーマであり、コメディ作品である。
取り立て業を仕事とする田中演じる主人公、野田。
いまいち仕事もうまくいかない。
職場では追い立てられ、借り入れ限度額まで借金があり
おまけに癌で余命わずかと医者に宣告され
にっちもさっちもいかない状態。
終いには鳥居みゆき演じるママのキャバクラでぼったくられる始末。
野田は古本屋で働くヒロイン、カヲルに好意をよせているのだが
そんな中、男に絡まれるカヲルを助けたことをきっかけに
距離を縮めていく。
しかしカヲルはあるカルト教団に陶酔し、野田にも入会を勧める。
そんな折り、椎名英姫演じる謎の女が引いた白線に沿って空から『仕切り』が
落下し、外界と遮断されてしまう。
そして野田のいた世界ではネクロボーグ化した人間同士の殺し合いが始まる。
人間を一定空間に閉じ込めネクロボーグ化させお互いを戦わせる。
そして生き残った人間のエキスを抽出し、栄養ドリンクを作るというもの。
まさに蠱毒。
ラストシーンが前作を思わせなくもないが
斉藤工が演じる宇宙人のテレホンショッピングと、コメディーテイストを貫くあたり
山口版とはテイストが全く違う。
椎名英姫、トリハダでお馴染み笹野鈴々音演じるキャバ譲など
西村作品らしさがちらほらしているものの
『東京残酷警察』ほどの勢いはないのが残念。
シン・ゴジラで庵野秀明監督とお近づきになったせいか
ヱヴァンゲリヲン劇場版に影響されたエンディング。
予告編では百合沙の胸を鷲掴みにするシーンがあるが
後半はおっぱい丸出しで奮闘しまくるので百合沙ファンも一見の価値ありかも。
田中要次 百合沙 鳥居みゆき(出演)
蠱毒とは、小動物を一定の空間に閉じ込めお互い共食いさせる。
最後に生き残ったものを使い、相手を呪う中国発生の呪術である。
犬神と同一視されることもあるが
この作品における蠱毒とは何なのか。
特殊造形、監督ともに西村喜廣。
『シンゴジラ』を筆頭に特殊造形での参加は数知れない。
赤字覚悟でも撮りたいシーンをやり抜く姿勢も漢たるところだ。
山口監督をはじめMEATBALL MACHINE自体は経過がいろいろあり
様々な作品が存在するが、
今回は中年男性の純愛がテーマであり、コメディ作品である。
取り立て業を仕事とする田中演じる主人公、野田。
いまいち仕事もうまくいかない。
職場では追い立てられ、借り入れ限度額まで借金があり
おまけに癌で余命わずかと医者に宣告され
にっちもさっちもいかない状態。
終いには鳥居みゆき演じるママのキャバクラでぼったくられる始末。
野田は古本屋で働くヒロイン、カヲルに好意をよせているのだが
そんな中、男に絡まれるカヲルを助けたことをきっかけに
距離を縮めていく。
しかしカヲルはあるカルト教団に陶酔し、野田にも入会を勧める。
そんな折り、椎名英姫演じる謎の女が引いた白線に沿って空から『仕切り』が
落下し、外界と遮断されてしまう。
そして野田のいた世界ではネクロボーグ化した人間同士の殺し合いが始まる。
人間を一定空間に閉じ込めネクロボーグ化させお互いを戦わせる。
そして生き残った人間のエキスを抽出し、栄養ドリンクを作るというもの。
まさに蠱毒。
ラストシーンが前作を思わせなくもないが
斉藤工が演じる宇宙人のテレホンショッピングと、コメディーテイストを貫くあたり
山口版とはテイストが全く違う。
椎名英姫、トリハダでお馴染み笹野鈴々音演じるキャバ譲など
西村作品らしさがちらほらしているものの
『東京残酷警察』ほどの勢いはないのが残念。
シン・ゴジラで庵野秀明監督とお近づきになったせいか
ヱヴァンゲリヲン劇場版に影響されたエンディング。
予告編では百合沙の胸を鷲掴みにするシーンがあるが
後半はおっぱい丸出しで奮闘しまくるので百合沙ファンも一見の価値ありかも。