ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート
出演: ロジャー・ミッシェル・ワトキンス, ケン・フィッシャー, スティーブ・スウィート,
エドワード・E・ピクシリー
監督: ロジャー・ミッシャエル・ワトキンス
1976年作品『スナッフ』の後継作品だろう。
当時もっとも不快な映画を撮るといったコンセプトで制作された作品。
そういった意味では成功しているものの、正直難解かつ面白味のない
作品であることも事実。
タイトルからして『エルム街の悪魔』でおなじみのウェスクレイブン監督
『鮮血の美学』の原題『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト』に
あやかっている。
あやかっている。
元映画監督がプロデューサー夫婦に復讐するため
夫婦に蛮行を行うというあらすじはあるものの
カット割りなどほぼなく、良くも悪くも自主製作映画レベル
前半4分の3ほど、だらだらとしたつぎはぎ映像が続く。
『スナッフ』が『スローター』という別のゴア作品を作ろうとして、
その出来の悪さにエンディングに例のシーンを付け足して仕上げ
とりあえず映画としての体はなしてるが
これは撮りたいものを撮っただけ。
動物の解体、女に鞭を打つなど等、本編に無関係なシーンが続く。
そしてラスト、
白衣の男が、拉致したプロデューサーの妻を解体していく。
足の切断から始まるが、目覚めた女が自分の足のないのに気が付いて
パニックを起こす。
パニックを起こす。
そして臓物を引きずり出し腹の上にぶちまけこね回す。
深紅に染まったベッドに血まみれの白い内臓が映え、
陰惨さが際立つが、一時間以上意味不明な映像のあとのシーンが
これでは、評価が低いのも当然だろう。
これでは、評価が低いのも当然だろう。
1977年作品