2019年05月

グロテスク

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監督・脚本:白石晃士


出演:長澤つぐみ
2009年作品


さてまたイギリス発禁、日本映画『グロテスク』。AV女優の『長澤つぐみ嬢』の主演です。(彼女の体当たり演技はいつも感心させられます。ホラー映画監督に愛させる所以かも)。普通にデートを楽しんでいたカップルが頭のピーな医者に拉致監禁されて、ひどい目にあわされるだけのストーリーです。ほんとそれだけ


なんか昨日も書いたな似たようなこと

 


車で獲物を物色する変態医者。カップルに狙いをつけて、ハンマーでドカッ


その後拉致されて縛りつけられたカップルが。理不尽な質問を繰り返されます。演劇口調でわけのわからん質問されます。
 
そして場面は一転。二人のデートシーンの回想。まだ付き合ってもいないようです。私のために死ねる?初デートでこのセリフ。つぐみお嬢様、少しヤンデレです。

とまた場面転換、それから暴力が始まります。

 

ケーキごときで感動するような男に、セックスの回数なんか聞かれたくないです。彼女のために死ねる?このセリフ、出演者全員の口癖らしい。

まず男のズボン脱がすところから始めます。そしてつぐみ嬢にエロ行為。ちょっとこのへんしつこい。

男といえばふぐり串刺されるし、指切ってネックレスにされるわ、

 

正直初見はあまり印象よくはなかった。ギニーピッグから40年、この程度のものしか作れなかったのかなあと、でもよくよく見るといろんな意味でパワーアップしてます(ストーリー以外

 

ギニーピッグが部位だったのに比べてこちらは全身の引きのシーンが格段に多い。たとえば、手首切断するなら手首だけつくりゃいいんたけど、こちらは引きの全身、予算が違う。

 

ケーキ食いながら暴力の限りをつくした犯人を一応感動させたらしく、とりあえず救ってもらうことに『身体×害者になっちゃったよね、ははは』・・・笑ってる場合じゃないのだが、いろんな意味で


感動させてくれたお礼に、ここを出してやる。慰謝料を払ってやる。警察に自首するとか、ここまでされて能天気に信じるバカップル

 

そして気がつくと地獄再び。さらに暴力はエスカレートってさっきまででも

やりたい放題でしたが男の腹を割いて腸をひっぱり出し、あげく『女のところまで届くように腸を切って女を救え』とむちゃぶり。『まあ命は助からないだろう』と言ったとおり男は死亡


つぎはつぐみお嬢様と一対一

ただ、つぐみ嬢が殺されるトリガーとして、彼女が、ピーな医者を挑発するのですが、その脈絡がわからない。なぜ母親を知っていたのか、わきがの立ちんぼだそうですが全く伏線がないのでちょっと唐突(あるとすれば安息時のわきががひどいという会話のみ)

 

首をはねたツグミ嬢に首をかまれ、相打ちかと思わせておきながら、男は無事でバカップルの墓参り、よくある主人公無双・・・。

ラストは新たないけにえに襲い掛かるシーンで終わります

ただ画像スキャンしてみると思ったほど、見どころ場面がとれなかった。動きが激しくてやってることがダイレクトにわかる静止画がないのね。
ちなみに静止画中、剣山みたいのは串刺しふぐりです。あえて入れました!!!



 


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ふぐり串刺し(一押しなのか???)
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ギニーピッグ2~血肉の華~ flower of fresh and blood 

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ギニーピッグ2~血肉の華~ flower of fresh and blood                                             

• 監督・脚本:日野日出志
• 出演:田村寛、夕顔きらら
• 1985年公開 ウィキペディアより


レンタルビデオ黎明期、善良な一般市民に衝撃を与えた極悪ビデオ
ギニーピッグ2~血肉の華~ flower of fresh and blood


一時YOU TUBEで結構UPされててフルダウンロードできたので、
記念に我が家で上映会したら、その後二度と人が来ることはなくなったという
いわくつきの逸材。


これも人前で言っちゃいけないやつだったか・・・
ということで今回はシリーズ中、最も極悪な第2作目『Flower Of Fresh and Blood 血肉の華』を取り上げてみようと思います。


リリース当時ちょっと一般誌などで話題になりまして、最新の特殊技術を駆使した擬似殺人ビデオと、関心のない一般人にまで大いに流布されました。いかんせんスナッフフィルムに全く接点のなかった人々に対し衝撃を与えたのです。


今見るととりたて目新しくもない、ただ人体解体するだけのビデオですが、大いにその後のクリエーターに影響を与え、日本では『グロテスク』、海外では『アメリカンギニーピッグ』など、一つのジャンルを形成した牽引車でした。アメリカンギニーピッグなんざタイトルはカタカナ、パッケージも、ドイツ版DVDデザインとかなりリスペクトしてます。

チャーリーシーンがほんもののスナッフフィルムと誤解してFBIに通報したというのは有名な話。



街をあるく若い女を車に乗って物色するところから始まります。

めぼしをつけられた夕顔きらら。薬物で意識を失わされ拉致されます。

どうみてもやりすぎ感満載の田村寛が白塗り、口紅の武士姿でご乱行を始めます。(そのかっこで街歩いてたら職質確定です)

まず痛みを快楽に脳内変換されるという薬を注射します。(これ『女虐』でもおんなじ設定でしたが)

おそらく、痛みに対し女優がわめき散らす演出すると、女優の精神がまいっちゃうのと場面が凄惨すぎちゃうなど、いろいろな事情からでしょうね

そしていかにも危ない田村さんがぶつくさ言いながら、唐突に鶏の首をはねます。その後しばらく飛び回る鶏(血の出具合から本物ではないですね)
この時期動物愛護がどれだけうるさかったかはさだかではありませんが


血だまりの中に道具が並んでいるのも、類似の作品でよく見る光景です

手首に華をさかせると言いながら、まずは手首を切断、もちろんラバー感満載のダミーではありますが、時代を考えると上出来です。

そして腕の切断、足の切断、首の切断。最後、ばらばらにされた全身カットが相当陰惨です。ここだけ引き映像です。


女の体で最も美しいもの、それは宝石だそうです。ということで目の玉くりぬいて、ご満悦の田村さん

ばらばらの虫湧いてる臓物のコレクション。(この辺まさしく、日野ワールド、ご自身の漫画にもこういった設定がよく出てきます。)日野氏によると原作は『赤い花』だそうです。(原作というより下敷きにした感じです。

テーマだけ残して一部を煮詰めた感じ。

この手の映画できる限り記事にしていきたいんだけど、これといった違いがあまりないんで、差別化するのが大変(ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリートとか)
写真をなるべくアップしておのおのの色をお楽しみいただければ


もし入手するなら全作品+メイキングが入った、ドイツ版のBOXがお勧め。無駄に5.1サラウンド仕様。でも当時簡単に手に入ったんだけど、今はどうかなあ





 



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生地獄

 
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監督 藤井秀剛
主演 本田博仁
製作年2000年


DVD黎明期に発売。いかんせんチャプターが使いづらい(台本準拠とにかく細かい)いわゆる低予算ホラーが市民権を得る前の作品なので基本的にお約束がない

くわしくは知らんけどつんくタウンの第二弾とか


また人気だけの3流タレントがいないので、いい意味で華がない。自分的にはAKBのなんちゃらとか出てるとそこしか見どころがないのかと、思っちゃうのね。好き嫌いは別として。


一家惨殺から始まり、謎の二人をひきとるところから
始まる。ごくごく健全な一家におこる不穏なできごと。いじめは好きですか』今なら糾弾されそうなキャッチフレーズをもとに、冒頭の老婆と女の子が、主人公にことこどく子供レベルのいやがらせを繰り返します。(この主人公最初、大泉洋かと思ってた)みみずの山をひざの上においておくとか、歯抜いたりとか、ダーツの的にするとか。(徐々にエスカレートするあたり、ほんとに子供のいじめっぽい

 

この老婆と孫娘の関係、出生の秘密が語られだすと、なぜかいままで常人だった長男が発狂(長男は老婆の長男だったんだけど、実は強烈なサイコパス)。孫とおもってたら娘(ゆきちゃんだって)だったんですね、それもシャム双生児の片割れ。ラストは壊れまくった長男の怪演が強烈な、サイコパス親子での狂気パーティー。まともな人はすでに全員お亡くなりになってます。 実はふたごの片割れは主人公

さらにシャム双生児の分離手術の際、娘のほうは、命を落としてるとか。いままで娘の仕業とされてたことは、主人公の別人格がやらかしてたというおち。デ・パルマの悪魔のシスターか?

でもこういうテーマの映像化って、ハイテンションを始めどうしても脳内補完しないと、つじつまが合わない。主人公が被害者であり加害者とかなり無理がある。一応自傷ってことで落としてるけど


正直、自分的には好きな作品ですが、あくまでも生涯2枚目に買ったDVDということで。思い出補正なんだろうけど。(なぜこれをチョイスまあブレアウィッチがはやった時代ですから)




幕開け 犬を食うユキ
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訪れた老婆とユキ
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平凡な家族
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いじめ開始

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タイトル 10000055

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シャム双生児

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狂気のパーティー

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姉の頭
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老婆の最期
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現れたもう一つの人格

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???

タイトル 10000355





マーダー・セット・ピーセズ  MURDER SET PIESES


監督Nick Palumbo
出演

Sven Garrett



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ジャケット所有してるほうに変えました。

今日はふり幅を大きく変え


(マイナーという違いだけで大して変わってない)

 

かの悪名高き『マーダー・セット・ピーセズMURDER SET PIESES』厳密には日本公開されてないんで、カタカナ標記はできないんだけど、まあ流れで書いちゃった。

 

ということで主人公はいかれたネオナチ筋肉馬鹿の殺人鬼。職業は自称カメラマンでひっかけたモデルをことこどく強姦、殺人、食人と、やりたい放題。美学のかけらもありません。モデルの女の子、ひっかけます。とりあえず写真撮ります。強姦します。殺します。ブタの頭かぶせて食べます。これの繰り返し+筋トレ、
見所は血。女を食べるための入れ歯まで血まみれの部屋にならべてあるんで趣味が悪い。加えて映倫通す気さらさらないので血の色がどす黒くリアル。予告編もみたけど、ほとんど全シーン見せちゃってるのね、


おもしろくないという評価も少なくないけど、結局おなじことの繰り返しでストーリーが無いに等しい

人形と少年時代が何かのキーワードらしいんだけどよくわからん

 

極悪、極悪いうわりに、ソウデモナイが初見の感想だったんだけど、それも当然、見たのは30分近くカットされたヴァージョン。カットされすぎで前後の関係がわけわからなく、意味不明なイメージフィルム見てる感じ。筋トレやってたかと思うとその後いきなり線路での回想シーン。さらにグロ描写はほぼ皆無。その間アンレイテッドではいろいろやってるんだけどね。

 

仕様はノイズだらけの5.1サラウンド仕様と無駄な豪華版。とにかく輸入盤購入してまで見るのなら絶対カット版に手をだしてはいけません。当然レンタルなんてないんで、買うしかないんですが(収録時間で判断できます、ジャケットでは無理です、同じものが存在しますから)。アンレイテッドではなぜか字幕がすべて北欧圏。さすが

 

 ということで、ディレクターズカット版で書きます。アメリカ映倫史上、唯一無審査で公開されたという強者。だてじゃありません。

 

私見ではアメリカ映画は、派手に血しぶき(それも無駄にきれい)さらに包丁振り上げました。アンクル変えます。次のシーンでは首が転がってます的な流れ、要は直接描写が以外とない。ヨーロッパ映画って黄ばんだシンクにごりごりこすりつけて(頭やら、切断した腕やら)水か血に染まっていく様というのが痛そうで、グロイ。その点この作品アメリカ産にも関わらず期待をうらぎらないえげつなさ

 

比較対象で一番わかりやすいのは、ラストの女の子、カット版では無傷で脱出してますが、ノーカット版は、遠慮えしゃくなく背中ザックザクやってます。なぜ無敵・・・おまけにローティーンの女の子トイレに連れ込んで普通に殺します。躊躇なく刺し殺します。そもそも主人公カニバリズム系の成人女性対象の殺人鬼なので、このシーンは監督がただやりたかったのかなあと、(監督ガチじゃねえか?)そして最後女の子に逃げられた主人公が、バスの中で逆ナン。主人公のテンガロンハットと黒のシャツが目にしみる。かっこいいじゃん・・・・。いまだにカメラ持ってるし。ラストの曲いいな


                                                                         2004年作品


 

 

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ア・セルビアンフィルム

 
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監督

スルジャン・スパソイェヴィッチ

出演者

スルジャン・トドロヴィッチ

セルゲイ・トリノフヴィッチ

イェレナ・ガウリロヴィッチ

公開

セルビア2010616

日本  2012121

 

上映時間

104分 US102        ウィキペディアより

(この2分の差が重要)
第一回目はモラル大崩壊作品セルビアンフィルム。主人公はもとポルノ男優ミロシェ。父親出演の過去のポルノ映画を子供が見ているところからスタート。それを母親が制止、ここで健全な家庭であることをアピール。父親はといえばポルノ業界に復帰のためトレーニングをかかさない毎日。(のわりには体はだぼついてるけどね)授業料がないーというエピソードをはさみ、貧困具合を織り交ぜ家庭内事情を描写。(実はこの映画、ファミリーがテーマ。)

 

主人公の兄(警察官)が主人公の妻(義理の妹)に対し、執拗な恋愛感情をいだいてます

 

そこにいきなりの元同僚(AV女優)からの破格の映画出演依頼。なんでも息子が死ぬまで遊んで暮らせるとか。ふってわいたラッキーに疑心暗鬼のミロシェさん。わけもわからないままとりあえず依頼主ヴックミルに会ってみることに、いかにもうさんくささ満載の依頼主から出演映画の説明をされますが、ミロシェさんなんのこっちゃ状態。

 

どーも危なすぎるとの判断で出演辞退を告げに行くミロシェ。奥さんの言うとおり、電話ですましときゃよかったのに・・・

 

そしてヴックミルと再び接見(地獄のはじまり)、また映画論をとうとうと講釈され

一本のフィルムを見ることに

 

それが1つ目のカットシーン、依頼者曰く『New Born Porno!出産直後の赤ん坊の泣き声が、悲鳴にかわる瞬間が非常に不快です。ギギギーという断末魔の悲鳴、早い話が新生児レイプ、うわ~。いてもたってもいられずその場をあとにするミロシェ(理性が貧困に勝ったようです)。途中車の中でもうろうとしつつ、性欲が暴発(変な薬飲まされた様子)

 

強力な催淫剤を魚河岸の長靴をはいたような女に注射され意識がなくなるミロシェ

そして気づくと3日が経過

 

その間彼は何をしでかしたのか、鼻血出てるし・・・、血尿出てるし・・・

ここからが本番です。ビデオカメラと散らばった、撮影済みのフィルムをひとつずつ確認するも、時系列はさだかじゃないので全体が見えない。エピソードの積み重ね(このへんうまいね)、とにかくいろいろえげつないことをやらかした模様

 

それではフィルムをみた順番に

1 ベッドに全裸でしばりつけられた女、その女はビッチで極刑に値するとのこと。

  もう薬漬けで正気をうしなったミロシェは当然のごとく女を強姦さらに
  牛魔刀のようなものを渡され女の首を切断、壁が見る見る血の海

  断面から血がふきだしてもやめようとしないミロシェを強引に引き剥がす。

  (これまんまネクロマンティック2、あちらは暴力要素はないものの

   女がことの最中に男の首を切断、ご満悦で行為を継続。

   血が壁の絵に飛ぶ画面も一緒、趣味の悪さはネクロが上か)

2 彼を誘ったAV女優が組織にさからい、歯をすべて抜かれ

  フェラチオで窒息死、ありがちな設定ですね。

3 一味の用心棒からおまけだよと、レイプ

  まずいラーメン屋でギョーザをおまけされるような
  大迷惑

4 金持ち?のばあさんが孫娘(結構前半からでてる

  不思議の国のアリスみたいな子)

  に私の父がそうしたようにこの子も女にしてくれととんでもない要求

  さすがに意識のぶっとんだミロシェもこれは出来んと窓から逃亡

  あわててあとを追う一味。


5 薬漬けを継続させるため、注射をうたれるミロシェ

  脊椎反応のように注射を取り上げ逆に打ち返す。

  魚河岸女が絶叫

  その後部屋から逃亡するも、あっさり拉致

 

6 ラストです。

  覆面の男とその横で相手不明でがんばって腰を振るミロシェ

  となりの覆面男は実の兄、そしてその相手は奥様

  そして2つ目のカットシーン

  ミロシェの相手は・・・・
  この時の奥様、いい顔してるなあ

  意識もうろう口から泡を吹き、肛門は血まみれ、息子です、、、

  当然のごとく泡吹き顔はアメリカじゃカット

  その後、妻と正気に返ったミロシェが相手の組織と兄を惨殺して、
  なぜか奥様に鉄拳一発

  とりあえず復讐するんですが、どーもカタルシスが全くない

  おまけに男性器、入れるとこ間違ってるし

  この辺の順番結構間違ってるんで後で直します

 

  そしてことの顛末を察したミロシェ(リアルタイム)が
  急いで家に帰るも焦心の妻と子

  これしか落ちがないといわんばかり、拳銃で一家心中

 よく考えたらこの時点で最初の登場人物ほぼ全員死んでたわ

  ところがまた組織の一味があらわれて

  『小さいほうからやれ』こんどは死姦ですか

 

 やっぱりこれ人前で好きですって言っちゃだめなやつだわ

 

ただ感心するのは、『売り方がうまい』。だってハリウッドとはほど遠い、アカデミーとも無縁な無名監督の作品がいきなり、日本版ブルーレイ販売ってありえないでしょ。発禁をうまくあおって買わせる手段(各国のバイヤーにですね)

 

発禁度合いにより各国、微妙にヴァージョンが違います。私は三パターン所有してます。大幅カット版の英盤は論外として、日本版ノーカット修正ありBD、米版カットあり、無修正BD、そして禁断の北欧DVD。カットなし無修正、当局に連行されそうだな。国内版ブルーレイでパリッとした画質で鑑賞したんで、淡々とみてられますが、これで古いフィルムでざらついた感じだと相当印象が変わると思う

 

 

もちろん作品としての完成度は高いのですが、いかんせん残念なのはパクリが多い

でもオマージュが感じられないのね。ほんとにこの監督さんホラー好きなんだろか

とは言っても伏線の回収、エピソードの積み上げ、作品としてのレベルは高いです。

 

個人的に一番不快だったのは、いわゆる頭の温かな家族のご令嬢が、水汲みの手伝いをしているシーン。(あのアリスみたいな格好してる娘)見た目から絶対金持ちじゃないので、お金で雇われてるってことがわかるし、世界観が根底からこわれる。お金のためなら殺人もOKという世界!結局大金持ちが大金はたいてスナッフフィルム撮ってたってこと。

 

にしても例のアメリカ版カットシーン。(2箇所とも子供からみ)無修正だと私でもきついとりわけ出産系。でも監督的にはここが一番の売りだったはず。ただ間違いなくカットされる倫理観なので、見せたくて撮ったというより、話題先行のため?こういうところがねー。ちなみにラストのうにょうにょした音楽はあがります。

ライトなグロ映画に飽きた人にはお勧めです。




幸せな家族
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転落への誘い
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USカットシーンその1
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斬首


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抜歯


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アリス(平民編)
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アリスー

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魚河岸の女

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兄弟共演

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USカットシーンその2

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魚河岸女、痛ったそうな自慰
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入れる場所まちがってますよ(目玉に入れてます)
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絶望の心中

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まずは子供からだ

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