2019年06月

誕生日はもう来ない


誕生日はもう来ない

メリッサ・スー・アンダーソン (出演), グレン・フォード (出演), J・リー・トンプソン (監督)   



主人公はあの『大草原の小さな家』のローラ役、メリッサ・スー・アンダーソン


主人公のヴァージニアは友人に囲まれキャンパスライフを謳歌するごく普通の少女だった。
あることを除けば・・・

それはヴァージニアの少女時代、母親が開いてくれた誕生パーティー
飾り立てた部屋に誰一人友人が来ることがなかった。
それはもう一人の学友アンに招かれた友人たちが全員そちらへ向かったからだった
さらにヴァージニアが招待されていないことにも立腹する母。
酒に酔った母はアンの家に怒鳴り込むが、途中で
交通事故を起こしてしまう。
その事故のせいでヴァージニアは脳に障害を受け記憶の一部が飛び現在も治療中である。

そんなおり、周辺の友人が次々と何者かに殺されていく。

誕生会に来ることのなかった友人ばかりである。
ヴァージニアは記憶の失った時の自分の犯行ではないかと怯える。

真犯人は?

 

ラスト自らの誕生会を祝う準備をするヴァージニア
殺した友人たちをテーブルに並べて
そこへ訪れた父親が
ヴァージニアの犯行を目撃してしまう。
ヴァージニアは父親の首を切り裂き死者の来客へと加える。


そのうちうつぷせていたひとりの少女が意識をとりもどす。
起き上がった少女はなんとヴァージニア。
実は友人の一人、アンがヴァージニアのマスクを被り犯行を重ねていたというどんでん返し。
もみ合うヴァージニアとアンだったが勢いでアンを刺し殺してしまう。


真犯人の動機はヴァージニアの母親と、自分の父親が不倫してたことで、家庭崩壊。
それを恨んでとのこと・・・。
ちょうど刺殺したところを刑事に目撃され、真犯人にされるヴァージニア。
もうヴァージニアの誕生会が開かれることはない・・・

なんだそりゃと思った人も多いはず。


誕生日の件と母親が事故を起こしたことでヴァージニアが
心の闇を負ってしまったキャラクターを主軸にしておけば最後のどんでん返しの唐突感もまた違った印象になったかも。


ヒットしそうにない邦題とひどい結末。
様々なホラー映画の要素をむりやり引っ張ってきたような設定。
そもそもオチをどんでん返しにしようにもヴァージニアの大量虐殺の動機が弱い。
真犯人の唐突感。ジャーロの手法を取るには時代背景が10年遅い
さらにそれと80年代の虐殺ホラーがかみあっていない。
ゴア描写は結構がんばってるもののいまひとつ印象に残らない作品。
よくも悪くも特徴のない作品。
『フェノミナ』風な部分もあるので、ダリオ・アルジェント好きにははまるかも。

1981年作品

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タイトル 10000010
タイトル 10000015
タイトル 10000020
タイトル 10000034
タイトル 10000040
タイトル 10000045
タイトル 10000051
タイトル 10000062
タイトル 10000090
タイトル 10000105
タイトル 10000109
タイトル 10000117
タイトル 10000129
タイトル 10000137
タイトル 10000151
タイトル 10000166
タイトル 10000175
タイトル 10000179
タイトル 10000185
タイトル 10000190
タイトル 10000203
タイトル 10000217
タイトル 10000226
タイトル 10000238
タイトル 10000252
タイトル 10000272
タイトル 10000266

新・赤い密室 壊れた人形たち



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出演: かとうみゆき, 高橋裕香

監督: 山内大輔 

基本コンセプトは前回とほぼ変更のない今作品。ただし、登場人物のキャラクターの濃さは前回比2倍です。なにを理由か県警をクビになり、離婚暦あり、バクチの借金一千万の中年男、カルト宗教に嵌まり込み夫に離婚され、なおかつ教祖様の子まで宿している女、おまけに賞金の使い道も教団への寄進とどっぷり嵌ってます。さらに無気力、無関心、無職の青年。そして当初予定の参加者が死亡により不参加なため急遽、代理で出場することとなった、もっか三連勝中の棒読み女(プロの参加なんてアンフェアだと、中年男のクレームにより賞金が倍の2000万円に引き上げられます。)

 

この中年男のおかげで、えげつなさ度2倍、下品度10倍となっております。

 

最初の王様は棒読み女(その前に自慰を命令するシーンがあるのですが、時系列がはっきりしません。妊婦の世間知らずを強調するだけのエピソードだったような)、お題は鼻歯ブラシ3分間、妊婦が青年の鼻の穴を歯ブラシで激しくこするというもの。最初は躊躇していた妊婦も青年の鼻の穴から泡を吹きながら鮮血ほとばしる様に興奮したのか、きている服を血に染めながらも止めようとしません。棒読み女が『失格になるわよ』とむりやり引き剥がし、強制的に止めさせます。

 

さらに中年男の嘔吐物を棒読み女が飲み干す、中年男を興奮させ、射精させる等々、二千万とはかりにかけると微妙な命令が続きます。

 

離婚したくだりを語る中年男に『奥様はあなたのようなサタンから解放され、幸福の道を選んだのです。』と言って恍惚とする妊婦。やはりこういう企画に参加する方々、どっか別の世界にいってらっしゃるのでしょうか。さらに教祖様の性奴隷もしているようです。

またきょうこちゃんを気に入ったのか、中年男がちょいちょいちょっかいをかけています。

 

ここで一番えげつないお題。中年男が妊婦に絶頂を迎えさせるというもの。女はなかなか音をあげません。焦れた男がフィストファ×ク。『なにかあるな』と言いながら胎児を引っ張り出します。まさしく『サタン』。女ギブアップ。

なにか釈然としないのですが、とりあえず中年男の勝ち(といってもこのエピソードで死亡フラグがたっていますが)因果応報的な要素があるのが、邦画の特徴。観客から好感度の低い登場人物はろくな目にあわないのがお約束。

 

結局、当初の予想を覆し、無気力青年と棒読み女が最後に残ります。ところがまだ息の根のあった下品男がバールで棒読み女を殴打、なんと緑の液体を吐き出します。そして倒れこんだ女の顔からはバネつきの目玉が飛び出しています。要は女はロボット、棒読みもこの伏線です。『きたねえじゃねえか、ロボットなんか紛れ込ませやがって』確かに正論なんですが、この男が言っても説得力ゼロです。

 

その後グロッキーかと思っていた女、胎児のへその尾で中年男の首を絞めます。さらに無気力男の鉄拳パンチ。

そこで男グロッキー。もう阿鼻叫喚の地獄絵図

 

優勝者は無気力青年。まさに漁夫の利。賞金の二千万が授与されると、主催者に『そのロボットの修理は』と尋ねます。『修理費費用が』、『いくら』、『二千万です。』なんとも含みを持たせた終わり方をしますが、参加した理由が『別に』の彼のこと、修理費用に賞金を当てたのではと思われますが、真偽のほどは定かではありません。

実はロボットというオチ。少し強引な気もしますが、全体の出来としては、悪くないです。

 


2000年作品

 



タイトル 10000009
タイトル 10000020
タイトル 10000029
タイトル 10000038
タイトル 10000049
タイトル 10000057
タイトル 10000069
タイトル 10000079
タイトル 10000084
タイトル 10000095
タイトル 10000110
タイトル 10000119
タイトル 10000139
タイトル 10000151
タイトル 10000163
タイトル 10000177
タイトル 10000196

ネクロマンティック2

       ネクロマンティック2


監督: ユルグ・ブットゲライト

出演: モニカ・M, マーク・リーダー, サイモン・スボール, ウォルフガング・ミューラー, ベアトリス・M


これは正当な続編です。
前作で壮絶な死を遂げたロベルトの墓荒らしからはじまります。その女はモニカ。ロベルトを崇拝し、その死体を持ち帰ります。もう鹸化が始まっている死体。もとの面影はありません。いとおしそうに死体を愛でるモニカ。もうこの辺から前作超え間違いなしの香りがただよっています。前作同様、セリフは極端に少なく、(主人公ですらろくにしゃべらない)気だるいピアノが全編に鳴り響きます。


死体の着衣をいとおしく、はぎとっていくモニカ、下着の血のあとが不自然に赤いです。
とにかくよっぽどお気にめしたのか、死体と恋人当然の生活をするモニカ。(この異常事態、難なく書く連ねてる私はどっかねじがはずれているんだろうか)

そんな彼女にもごく普通の好青年の彼氏ができます。なぜか、AVの吹き替えが仕事と変わったシチュエーション。そんな彼との生活の中、このままじゃいけないと葛藤する彼女。そこで死体を始末するために、解体を始めますが、どうしても頭だけは捨てられない。(それとペ×ス)。ガチな変態なんでしょう。冷蔵庫にしまってて後で彼氏に見つかります。というかなんだかわかったのかなあ。なんだこりゃって顔ししてたけど。


また前作に続き、今度はアザラシの解体です。前作ほどではないにせ、結構しつこいです。まあどこにも同好の友というのはいるもので、死体の頭をかざり、アザラシの解体ビデオを見る女子会の開催です。なんとか自分の趣味を彼に理解してもらおうとする彼女(100%無理だけど)彼との健全な男女の交際。死体愛好相反する趣味が彼女を悩ませます。(この時点で死体の頭はまだ捨ててません)


そしてついに彼女はある決意をします。あの彼氏がうちを訪れます。当然のごとく二人は愛の交換を始めます(あえてきれいな表現をしてみました)。男が愛欲におぼれる中、女はベッドの下からなたを取り出します。容赦なく男の首に振り下ろされるなた。躊躇することなく頭を切り離します。(このシーンかなりしつこいです。絵に血が吹き飛ぶシーンは『セルビアンフィルム』まんま)

男の頭をきりはなすと、ペ×スが萎えないよう縛りつけ、頭を死体と交換します。

まさしく望んでいた愛とはこのこと、ある意味1よりひどいです。死体化した彼氏と腐乱した頭のコンビネーションとの行為、女はこれ以上ない満足げな様子です。血の海のベッドの中、極楽をあじわった彼女。常人じゃついていけません。危険度SS MAXレベルです。


そして場面変わって病院です。医者から『おめでたです』『まあ』という顔の彼女
本人が幸せならいいけどさ。自ら好んで未亡人になる人なんざそういないよ、ほんと。
結局誰の子、っていうかロベルトに妊娠させる能力ないし、彼氏のなんだろうけど


このすくい様のない話を見て後悔した方、ドイツ版収録のメイキングを見て和みましょう。
彼氏が作り物のちんちんつけてうれしそうに振り回したり、逆立ちしたりしてる姿が微笑ましいです。


1991年作品




 

タイトル 20000008
タイトル 20000018
タイトル 20000029
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タイトル 20000059
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タイトル 20000168
タイトル 20000176
タイトル 20000191
タイトル 20000205
タイトル 20000232
タイトル 20000239
タイトル 20000253
タイトル 20000267
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タイトル 20000302
タイトル 20000316
タイトル 20000329
タイトル 20000334
タイトル 20000344
タイトル 20000359
タイトル 20000367
タイトル 20000372
タイトル 20000377
タイトル 20000386
タイトル 20000401
タイトル 20000409
タイトル 20000415
タイトル 20000429

ワシントン・コード

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ワシントンコード

 監督 ピーター・メダック
 脚本 リチャード・チズマー、ジョナサン・シェック
 出演 ジョンサン・シェック、ヴィーナス・ターゾ

これはまた、とっぴな題材。あのアメリカ大統領『ジョージ・ワシントン』がカニバリストだったという、トンでも設定の今作『ワシントン・コード』。『マスター・オヴ・ホラー』シリーズはTV作品のわりに挑戦的なゴア描写が特徴で、また小品ということもあり、自分でも好きな作品が多いのですが、一介の大統領をつかまえて『実はカニバリスト』だったという『各方面的にいいのかなあ』的な作品。ストーリーは簡単明瞭。テーマがそのまんまなんで、奇抜な映像を堪能しつつ、考えずにテンポよく見れます。原題は『ワシントニアンズ』

ワシントン狂とでも訳すべきでしょうか。

 

ある女が車に追われ、首をはねられるというシーンから始まります。この時点ではさっはりですが、後々の食材でしょう。

そして本題、亡くなった祖母のうちに引っ越してきた、夫婦二人に娘ひとりと、ごく普通の一家。遺品の整理をしているうちに、ジョージ・ワシントンの肖像画から、一通の手紙とフォークを発見します。その内容は『子供を殺しその骨でフォークを作る』という不気味なもの。


祖母の葬儀の後、隣人のサミュエルにそのことを相談します。【祖父の遺品は売るつもりだ』というと
その手紙の引き取り先を紹介してくれます。それでも売る気はないと拒絶すると、『ワシントンのイメージが壊れる。歴史を変える重責を考えろ』と脅されます。

それ以来一家はワシントンのコスプレをした村人から付きまとわれることとなります。

そして、たまりかねて、警察に相談する一家。

そして件のフォークが盗まれてしまいます。代わりに祖母のベッドで心臓らしきものが鼓動しています。少女のわざとらしい悲鳴もまた一興です。

そんなおり件の村人からフォークのお礼をしたいと、晩餐会に招かれます。そこは阿鼻叫喚の人肉パーティー。『カリギュラ』の暴食シーンでもここまで酷くなかったような、次々と運ばれてくる、食欲の一ミリもわかない料理にむさぼりつきます。といっても作り物感満載なのですが、この辺のバランスもちょうどいい感じ。

 

 

やはり見所は村人全員が、中世風の格好をし、口を血まみれにしながら人肉にくらいつくシーン。正直ここしか、見るべきとこがないといっても過言ではないんですが、『あなたがたのフォークのおかげですべてそろいました』と口を血まみれにしながら語る村人。(盗んだくせに)さらに生きながらにして食われた英雄を語り、そのシーンの復元しいまだ残るテーブルの上の血の跡、血まみれになりながら人肉を食らうワシントンの肖像画など、悪趣味に暇がありませんので最も力のはいっているシーンでしょう。まあ法を犯さない限り本人たちが楽しけりゃそれでいいんですがって殺人やってるか・・・

 

余談ですがここでかぶるかつら、よくあちらの法廷で裁判官が被っていますが、出所は何なんでしょうか。

 

結局、乱入してきた警官に射殺されるのですが、本当に人肉だったのか、即射殺されるほどの罪を犯していたのかという、さまざまな突っ込みどころはありますが・・・

ところで亡くなったという祖母はこのカニバル殺戮集団の一人だったのでしょうか。

 

ラストはピザのおつりの一ドル札の肖像画が『ジョージ・ワシントン』というオチ。弱いんですが、バランス考えるとこんなものかな、と言う気もします。ひまつぶしにはちょうどいい佳作です。繰り返し観ても疲れません。小さな村の小さな出来事、そして禁断の大きなテーマ。

 

それほど高い評価は受けそうにないですが、この程よい悪趣味具合が自分的にはツボです。


2006年作品



 

タイトル 20000008
タイトル 20000017
タイトル 20000030
タイトル 20000044
タイトル 20000053
タイトル 20000067
タイトル 20000081
タイトル 20000097
タイトル 20000129
タイトル 20000138
タイトル 20000149
タイトル 20000164
タイトル 20000178
タイトル 20000183
タイトル 20000193
タイトル 20000204
タイトル 20000219
タイトル 20000223
タイトル 20000239
タイトル 20000241
タイトル 20000255
タイトル 20000264
タイトル 20000274
タイトル 20000275
タイトル 20000276
タイトル 20000293
タイトル 20000310



赤い密室 禁断の王様ゲーム

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出演: つかもと友希, 大川真由実, 北千住ひろし

監督: 山内大輔


山内大輔監督デビュー作、『赤い密室』です。王様ゲームがテーマなんですが、一番が三番にディープキスなんて甘いお題はありません。なんといっても優勝者には賞金1000万円が授与されるという、大企画、もちろんただ一千万くれるはずもなく、相手に大ダメージを効果的に与え、脱落させるか、それがこの王様ゲームです

そもそも目的がよくわかりませんが・・・

 

謎のOL、女子高生、借金夫婦の4人が参加者の面子です。どいつもこいつもくせもの揃い、貧乏夫婦には常連、北千住ひろしが夫役で出演しています。夫婦おそろいの101匹ワンちゃんのトレーナーを着用し、いまさら感満載。夫婦はカレーショップがたちゆかなくなり、1000万の借金、起死回生に命を欠けます。全く接点のなかった4人(うち二人は夫婦)の背景が徐々に明らかになっていきます。まさにタイトルとおり、意図的なのか、単に画質が悪いのか、滲んだ赤がえぐさを倍増させてます。命令は1000万とひきかえにやれといわれると、うーんというものばかりです。痛い、えぐい、・・・それでも『新』の次作に比べるとましなんですが。

 

最初の王様はいつも奥さんに罵倒されまくりの北千住ひろし(ウィキでもひっかからない無名ぶり)なかなかお題を決められません。奥さんいらいら(書き忘れてましたが、こちらもわりと常連、永森シーナ)追ったてられてむりやり引っ張り出した命令が『じゃあそれ、ディープキス』おくさん唖然『そんな誰にでもできることじゃだめじゃない!!!!』奥さんじゃなくてもだれしも思います。もちろん簡単にクリア。

 

次は『私性格悪いんで』女子高生の命令。ドライヤー責め3分間、やるは奥様。旦那に対し日ごろの鬱憤なのか容赦しません。とりあえずライトな命令が2つほど続きストーリーはエスカレートしていくます。

 

だんだん展開はえぐくなっていきます。OLに女子高生から飲尿をすること。出題は奥様。そしてなぜかペ×スのシルエットが・・・実は女子高生、男性で性転換費用がほしかったという理由。・・・うーん。(ちなみに役者さんは『血の赤にそめろ』にも出てた、女優さん。立派な女性です。)

 

人間、密室に閉じ込められ追い詰められると、どんどん狂気になっていくのが性。特に常人ほど顕著なような。次の命令はOLから、リンチのお題。あたったのは犬夫。最初はおそるおそるでしたが、奥様の執拗な暴言に、日ごろの鬱憤が爆発し徐々に暴力的になっていきます。最後は強姦まがい。夫婦喧嘩状態。『お前が犬が好きだからってこのトレーナー買ってきたのに。いつもいつも馬鹿にしやがって』離婚したがっている奥様を罵倒します。しまいにはバックまで強要。奥様へろへろ。結局過度な暴力により奥さんグロッキー。

お前らにも同じ目にあわせてやると完全に逆恨み状態。

 

『自分でやったくせに』まさしくそのとおりです。


どんどん命令はエスカレート。というより極限においこまれた
犬旦那の暴走が始まります。後半に近づくつれまともな精神状態を保てなくなった旦那。そんな旦那にくだされた命令は5分間、OLをいたぶること。
その間OLは声を出してはだめ。最初は常識的な範疇でOLの胸を揉むことから始めるのですが、無反応な女OLに徐々に手が下半身へ、電球を手にしたことからトリガーが外れます。OLの陰部に電球を出し入れしていた旦那。想像どおり女性の体内で電球が破裂します。場内真っ青。とりあえずアクシデントですからね。またひとり脱落かの要を徹していく、王様ゲーム

 

さあ残り二人かといったところ『私もいるわよ』と不屈の精神でOL復活

 

次の王様は『私性格悪いんで』の女子高生もとい男子高生、お題は犬旦那とOLのエッチいうまでもなく、女性の体内には破裂した電球があります。『あんたもいやな女ね』との捨て台詞のあと行為を始めます。ある意味凶器の持ち主です。だんなはトライするも先ほどの恨みもあり、旦那のペ×スを食いちぎります。(フェラ中の食いちぎりって結構いろいろな映画にあり、これがオリジナルではありません、『発情アニマル』『鮮血の美学』など

旦那これでグロッキー。

 

そしてラストに残った二人、王様はOL、『わたしとエッチして』当然といえば当然のお題。

『お姉さんいい性格してるねえ』といいつつも、女子高生はOLの根性にいたく感銘したらしく、『おねえさんを考えると男にもまだ未練があるかな』そして行為開始。なぜか難なくクリアするも、とっくにグロッキーしていたと思われた、犬夫婦の奥様がOLをバールで殴打、当然OLグロッキー。結局女子高生が優勝し1000万を手にしてストーリーは終了するのでありました。

 

こんなストーリーなのに以外と粗が少ないのが、白眉。閉じ込められた密室で狂気に走っていく一般人。効果的な命令と最後は疲弊していく登場人物とうまくできてます。『AVギャル』でポルノ扱いを受けYou Tube削除されましたが、エロものと思ってみると痛い目にあいます。エロと言えば女優が乳房を惜しげもなく露出するとこぐらいでしょうか。でも全体の流れからみると決して、エロカテゴリーには分類されないですね。古今東西,エロとグロは紙一重、金儲けするなら、エロかグロとハーシェル・ゴードン・ルイズの時代から言われたことですが、この辺の需要ってどこにあるんでしょね。

ほか『肉だるま』に代表されるような分野が確立されるてるんですが、ほんとつくづく思います。世の中マニアっているなあーと。(自分もか)

ということでぜひパワーアップした続編『新』とセットで見てほしい、

余裕があれば他の作品も・・・・

おてがるな『レンタル』もあります・・・・

1999年作品





 

タイトル 10000010
タイトル 10000015
タイトル 10000031
タイトル 10000045
タイトル 10000058
タイトル 10000071
タイトル 10000077
タイトル 10000086
タイトル 10000096
タイトル 10000111
タイトル 10000125
タイトル 10000139
タイトル 10000152
タイトル 10000158
タイトル 10000172
タイトル 10000216
タイトル 10000228
タイトル 10000240
タイトル 10000254
タイトル 10000268
タイトル 10000282
タイトル 10000296
タイトル 10000311
タイトル 10000324

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