ハーシェル・ゴードン・ルイス~2000人の狂人


次は四肢を馬に括り付けそれぞれを別方向に走りださせるというもの
走り出した勢いで腕、足がちぎれる。
釘の打ち付けられた樽に男が詰め込まれ坂を転がり落とされる。
中にいた男は血まみれで絶命。
岩をのせた台の下に縛り付けられた女
村人の投げたボールが的に当たり落ちた岩が女をつぶす。

その都度村人は歓喜の声を上げ祭りも最高潮を迎える。

そんな中生き残った二人は村の子供をだまし隠されていた車で
脱出をはかる。

後日警官と現地へ戻るが、昔プレーザントバレーという村が
あったという石碑があるのみ。

無残に殺害された人間は戻らず、
村人が南北戦争の敗戦を恨み亡霊になって北部の人間に復讐を繰り返す。

最後の心霊要素は全くの蛇足だが
乾いた笑いの中の殺人、狂人の村、カニバリズム
この空気感はこの時代だから生み出すことのできた奇跡である

余談だがチェッカーズのメンバーがこの作品のファンだとか

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